GGキャンバスGucciの代表柄GG

Gucci（グッチ）の代表的なGGの柄、Gucciのコンセプトは『最上の伝統を、最上の品質で、しかも過去の良いものを現代に反映させる商品作り』この代表的な柄『GG』はイタリアのグッチブランドに欠かすことは出来ません。

 

GGキャンバス

最もポピュラーなGGと言えばGGキャンバス、Gucci（グッチ）は高級皮革製品店としてみせを構えました。が、第二次世界大戦時、皮革が軍の統制品となり自由に皮革を取り扱うことが出来なくなったのでキャンバス素材を考案、せいひんを発表いたしました。

 

ディアマンテ

そこに用いられたのがダイヤモンドパターンであり、これがGucci（グッチ）初のシグニチァーとなるディアマンテです。

 

 

GGキャンバス誕生

そしてこのダイヤモンド柄のディアマンテにイニシャルのダブルGを組み合わせ、GGキャンバスが誕生いたしました。これは、Gucci（グッチ）2代目のアルド・グッチがバッグにマークを付けることで、品の高さや美しさを表現し、高い宣伝効果をもたらすことを目的に、創業者であるグッチオ・グッチのイニシャルの『GG』を入れました。この『GG』のパターンは世界中に浸透し、セレブの間で愛用され続けられています。

 

悩ます結果に・・・

1975年にGucci（グッチ）パルファンと言う香水用の会社を立ち上げ、Gucci（グッチ）パルファンで取り扱うGucci（グッチ）アクセサリー・コレクション（GAC）の商品としてGGキャンバスのバッグが大量に出回ったことにより品質管理が行き届かなくなるにつれ、ブランドの価値も下がることになりました。当時は悩みの原因でした。

 

見事復活

現在では、当時の商品で状態が良い物が少ないことや、Gucci（グッチ）一族が経営していた時代のクラシックで芸術的側面が強いGucci（グッチ）商品を『オールドGucci（グッチ）』と呼び、ヴィンテージアイテムとして人気を博しています。

 

まとめ

Gucci（グッチ）のGGキャンバスは、独自のモノグラムのデザインと高い品質で世界中で愛されています。カジュアルからパーティー等の幅広い場面で愛用されますが、革製品と比べると水や汚れにデリケートで破れた時などの修復が難しいところです。